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大人からの英語発音矯正|社会人のための練習方法とよくある誤解

2026年7月31日 · 潮田 豊幸(World Finance Edu)
著者:潮田 豊幸。シンガポール在住。日々の仕事はすべて英語です。Mentogram School of Finance の Program Director 兼 Founding Partner(授業はすべて英語、学位授与は Woolf)、フラクショナルCFO、エンジェル投資。ネイティブではない立場で、英語で20年以上グローバルの実務に携わってきました。米国公認会計士(USCPA)、INSEAD Global Executive MBA。 経歴・登壇の実績 ›

「発音は子どものうちに身につけないと直らない」と思っていませんか。これは半分だけ正しく、半分は誤解です。ネイティブと区別がつかない発音を大人から身につけるのは確かに困難です。しかし、ビジネスで通じる、聞き取りやすい、印象の良い発音なら、大人からでも着実に変えられます。しかも必要な練習は、多くの人が思っているものと違います。

誤解1:ネイティブ発音を目指すべき

最大の誤解がこれです。国際ビジネスの現場では、英語話者の大多数が非ネイティブです。シンガポール、インド、フランス、ドイツ、それぞれのアクセントで堂々と話しています。求められているのはネイティブらしさではなく、明瞭さ(clarity)と自信です。

ネイティブ発音という届かない目標を置くと、完璧でない自分の英語に自信を持てなくなり、声が小さくなり、かえって印象が悪くなります。ゴール設定を「通じる発音」に変えるだけで、練習の中身も気持ちも大きく変わります。

誤解2:LとRの練習が最優先

個々の音の練習は無意味ではありませんが、優先順位は高くありません。通じやすさに最も効くのは、単語のストレス(強勢)の位置と文全体のリズムです。詳しくは日本人の英語が通じない理由で解説していますが、練習時間の配分は「リズム7割、個々の音3割」くらいがちょうど良いバランスです。

社会人のための練習方法4つ

1. 自分の英語を録音して聞く(最初の一歩)

自分の英語を録音して聞き返すことには、想像以上の効果があります。カタカナの母音が入っている箇所、平坦なリズム、自分では気づかなかった癖が明確にわかります。スマートフォンのボイスメモで十分です。短いミーティングの自己紹介を録音して、手本と聞き比べることから始めてください。

2. 単語のストレス位置を辞書で確認する癖をつける

仕事でよく使う単語(自社の業界用語、数字、役職名)について、辞書でストレスの位置を確認します。「デベロップメント」ではなく de-VEL-op-ment。よく使う50単語のストレスを直すだけで、通じやすさは目に見えて変わります。

3. シャドーイングでリズムを体に入れる

聞こえた音声に少し遅れてついていくシャドーイングは、英語の強弱リズムを体で覚える最も効率的な練習です。1日10分、2週間続けるだけでリスニングにも変化が出ます。具体的な手順はシャドーイングのやり方と効果にまとめました。

4. 「自分がよく話す内容」で練習する

教材の例文より、自分の自己紹介、自社の説明、よくする質問など、実際に使う英語で練習するほうが、効果が実務に直結します。練習した文がそのまま本番で使えるからです。

続けるための現実的な設計

まとめ

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潮田豊幸
潮田 豊幸(Toyoyuki Ushioda)
World Finance Edu 代表(シンガポール)。
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